「生き辛さを支える」ソーシャルワーカーの相談室

自分の気付きと振り返り(43)「不安を感じたら立ち止まる」

 
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分に引っかかった事を自分の言葉を追加して、備忘録的に書き留めます。

今回の言葉は「不安を感じたら立ち止まる」というものです。

これは私の先輩から仕事をする上で教えてもらった言葉の1つです。

ソーシャルワーカーはチームで仕事をしていきますが、一つのケースでソーシャルワーカーが二名体制でクライアントの担当をすることはあまり多くはありません。虐待対応などの困難事例や、危機介入のアプローチが必要な場合、クレーム対応等はその限りではありませんが、基本的に一つのケースに一人のソーシャルワーカーが責任をもって対応する事になります。

このように、クライアントを取り巻くチームの中で、同じ相談援助職のスタッフが居ないという場面が多いソーシャルワーカーは、自分が受け持つ責任も多く、何より新入職のスタッフほど、この状況に多くのプレッシャーを感じてしまいます。

不慣れだからこそ、一つ一つを丁寧に確認しながら進めて行く慎重さは、時にクライアントに対して「誠実さ」として見てもらえるようになります。そのため、私は新入職のソーシャルワーカーに必ず、「不安を感じたら立ち止まる」を思い出してほしいと伝えています。

一方でこの言葉は、慣れた頃の自分に対しても戒めの言葉として使っています。私は仕事に慣れてきたころ、自分の裁量が大きくなることで、業務スピードを優先したり、優先順位が曖昧になったり、大雑把に仕事をしてしまった部分がありました。心のどこかに一瞬不安が過るのですが「何とかなるだろう」「今は仕方が無い」という自分を守る言い訳が浮かび、業務を進めてしまいました。今思い出すと恥ずかしい限りですが、その当時はこの立ち振る舞いが「仕事をさばける自分に酔っている」状況でした。

自分の仕事ぶりを客観視する自分が育ってくると、自分本位で仕事をしていくと居心地の悪さを感じるようになります。この気づきで一度立ち止まれると、ソーシャルワーカーとしての立ち位置・ポジショニングが揺らいでいた事実も確認する事が出来ます。

これからも、新入職のソーシャルワーカーさんと一緒に、「不安を感じたら立ち止まる」という基礎を大切にしていきたいと振り返りました。

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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

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