「生き辛さを支える」ソーシャルワーカーの相談室

本の感想(12)「自分とか、ないから。」

 
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

今回は、サンクチュアリ出版から発行されている「自分とか、ないから。」という本を読んでの感想です。

出版社:サンクチュアリ出版

著 者:しんめいP

この本は、東大卒の著者が社会人となって、「自分は仕事が出来ない」という認めたくない事実を突きつけられた結果、無職になり、離婚し、実家の布団から出られなくなってしまった。いわば「こじらせニート」になった著者が、人生の救いを求めて「東洋哲学」に出会った事により、生き辛さが少しマシになったことを、自身の黒歴史を交えながら解説をしている本です。

「ブッダ」「老子」「空海」など名前を聞いたことのある東洋哲学者の教えを、軽妙な語り口で現代語に超訳しながら解説しているので、とても分かりやすく、自分の心がしんどくならずに笑いながら読み進められる本です。

著者は東洋哲学のことを、自分自身が「とにかく楽になるための哲学」であり「今のしんどさを解決するために読む」と話しています。

東洋哲学と出会ったら「本当の自分」とか、どうでもよくなった話を是非体験してもらいたいなと思います。

~特に印象に残ったフレーズ~

飲み会で、僕は完全に孤立した。そのときである。急に、めのまえの景色が、透明感をおびて、キラキラ輝きだしたのだ。これ、「空」っぽい。

会話っていうのはフィクションなんです。フィクション世界にはいろうとおもって、はいれなかったとき。そこは「空」なのだ。(たぶん)ぼくはこの、飲み会で孤立することで、「空」にいたる現象を「居酒屋のブッダ」とよんでいる。

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