自分の気付きと振り返り(20)
この記事を書いている人 - WRITER -
現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。
中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。
また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。
様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。
また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。
日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分に引っかかった事を自分の言葉を追加して、備忘録的に書き留めます。
今回の言葉は【「気持ちの温度感」を知る】というものです。
日々の仕事の中、私たちはクライアントやその家族とのやりとりはもちろんのこと、関係する多機関、他部署や上司や同僚など、様々な人とのコミュニケーションをとっています。その中では、課題解決に向けて一緒に取り組む事、情報を共有する事はもちろんですが、同時に様々な「感情」が一緒に伝わります。ポジティブな気持ちの人、気が滅入っている人、不満を表している人など、多様な感情に私は毎日触れていきます。
様々な感情に日々触れていく中で、それぞれの「気持ちの温度感」を意識して言語化しているのかなと、改めて自分を振り返りました。
とても強い、またはとても弱いなどの両極端の気持ち温度感であれば、無意識にも意識的にも話題に出すことが一般的ですが、それ以外だと、自分の価値観に当てはめ直観的に、又は無意識的に「話題にしていない」ことに気が付いたのです。
これは、私の価値観や経験などの「主観」をもとに、私が「勝手に相手の温度感を判断している」という事になります。この事実を意識していないと、最終的には「クライアントの価値観」や「クライアントの気持ちの温度感」を自身の価値基準で照らし合わせて見誤り、「そのくらいは…」という無視できる範囲が増えていきます。これらが常態化すれば、私のその時の忙しさなどによって、一貫性の無い対応になり過ぎてしまうという「リスク」が高くなります。これは、「クライアントの不利益」に繋がります。
対人援助職は、コミュニケーションを武器にします。どこまで行っても、根拠はクライアントの中にあります。それを忘れないようにする為に、クライアントを始めとする
「気持ちの温度感」を知るという意識付けは、自分の中で忘れないようにしたいと思います。
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。
中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。
また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。
様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。
また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。