自分の気付きと振り返り(112)「褒める時はヒトを、指摘する時はコトを」
日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分の心に留まったもの、自分の振り返りの言葉などを取り上げて、備忘録的に書き留めます。
今回の言葉は「褒める時はヒトを、指摘する時はコトを」というものです。

以前の私は、人を褒める事が苦手でした。そして、他者の注意点や欠点はすぐに見つけるような人でした。職場内でこのように立ち振る舞ってしまいましたので、相手からすれば私は非常に感じが悪くて当然で、今思い返すと、心理的安全性が欠如していた職場環境でした。当然ながら相手とのコミュニケーションもギクシャクし、関係が悪くなって当然で、その状況に悩んでいました。
改善しようと試行錯誤していたある時、私が指摘した際に、相手の受け止め方がネガティブになり過ぎない状況がありました。穏やかに指摘したのが功を奏したのか、言葉選びが相手にとって不快では無かったのか、その時は分かりませんでしたが、何となく拗れなかった事を覚えています。
実践知として、私が相手に対する向き合い方、態度、言葉選びを変化させていったことはあるのですが、「何となくうまくいっている」という状態を作れた要素を言語化出来ずにいました。そんな中で出会った言葉が、今回の「褒める時はヒトを、指摘する時はコトを」というものでした。
言葉で書くと、とても容易な短い言葉で、「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれません。しかし、この言葉が自分の中で腑に落ちるまで、今までの時間がかかりました。そして、相手を褒めるという事に苦手意識があった(おべっかを使うような感覚がありました)私ですが、「褒める時はヒトを」を意識すると、相手に対して良いなと思う対応や反応を見つけて、主語を「あなた」にしてそれらを伝える事で、相手は「認められている・褒められている」と受け取ってもらえるようになりました。
また、「指摘する時はコトを」という考えを意識する事で、相手の人格を否定する事ではないという意図を伝えながら、起きた事象に対しての解決策を探していく事を意識して伝えるようになりました。もちろん、以前からのコミュニケーションの基礎である、向き合い方と態度にも気を配ります。そうすることで、コミュニケーションを取り続ける関係性において、心理的安全性を少しでも保てるように行動出来るようになりました。
これからも実践知が少しでも言語化出来るようにしていきたいと思いました。