自分の気付きと振り返り(7)
この記事を書いている人 - WRITER -
現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。
中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。
また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。
様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。
また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。
日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分に引っかかった事を自分の言葉を追加して、備忘録的に書き留めます。
今回の言葉は「人物評価が話の評価に影響される」というものです。
人は話の中身や正確性の真偽よりも、「誰が話しているか?」でその内容を肯定的に受け取ってしまうか、否定的に受け取ってしまうかが決まりやすいのです。
いざこのような状況を言葉にしてみると、「話の中身を聞き分けて客観視できるはずだ」とも思うのですが、自分の今までを振り返ると、確かに誰が話しているかで「すんなり聞き入れられる時」と、「穿って聞いてしまう時」の両方があるなと感じています。例えば、自分が信頼している人からの言葉は、中身を疑う事をせずにその通りだと受け取れてしまう事は、往々にしてあります。
一方で、対人援助職をしていく中で、クライアントから信頼を寄せてもらえるように真摯に対応する事は常に心がけていますが、同時にクライアントから心理的転移を受けて、クライアントが支援者の言葉を妄信してしまい過ぎる状態になる事もあります。
これは場面を俯瞰して見ていないと、クライアントも支援者も危うい状態に陥ります。なぜなら自己決定を阻害させ、意識的にも無意識的にも支援者が望む方向に誘導してしまうからです。この例からも、人物評価が話の評価に影響される側面があるのだなと感じています。
人の言葉には、その言葉の中身を超えて「信じさせる力」「人を動かす力」があります。言葉を扱う仕事の一人として、自己覚知をしながら、人に届く言葉をこれからも使っていきたいです。
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。
中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。
また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。
様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。
また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。