「生き辛さを支える」ソーシャルワーカーの相談室

自分の気付きと振り返り(105)「自分らしく幸せに生きる権利が人権」

 
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分の心に留まったもの、自分の振り返りの言葉などを取り上げて、備忘録的に書き留めます。

今回の言葉は「自分らしく幸せに生きる権利が人権」というものです。

対人援助職を仕事としていく中で、様々な場面で「人権」や「権利擁護」という言葉に出会います。もちろんこれらの言葉の辞書的な意味は調べる事が出来ますが、日本国憲法で定められている「基本的人権」を例に挙げても、その言葉の意味の広さと概念的な表現により、今まで私は自分の中でしっくりとくる表現が見つからずにいました。

そんな中で、今回参加をさせていただいた研修会の中で出会ったのが、「自分らしく幸せに生きる権利が人権」という言葉でした。人間が生きていく上で憲法に保障されているこの「人権」を、表現としてとても端的に簡潔に言い表してくれたこの言葉が、今回とても心に残りました。

自分が他者に否定されることがなく、私が私のために、幸せだと感じて生きることが出来る権利が守られる。この幸せが脅かされる環境や状況に遭遇しやすい「クライエント」を支えるための行動が「権利擁護」だと解釈すると、改めて自分が携わる「対人援助」という仕事に対して、襟を正して向き合わなければと感じました。

ただ、人権を振りかざして何をしてもいい訳ではないのも明らかです。人がそれぞれの置かれた状況において幸せだと感じて生きる上で、「その生き方により他人に迷惑をかけない範囲」という制限がちゃんとある事を理解していなければ、単なる「わがまま」になってしまいます。

1人の人権が他者の人権を侵害する事が無いように考えて行動をする事で、皆が人権を保つ事に参加していくのだと思います。

個人主義的で、余裕も余力も無い社会において、皆が自分らしく幸せに生きる権利をどこまで形にしていけるかは、正直分からないし、自分に出来る事はほんの僅かです。だからこそ研修会という場で、そこに参加した方々が同じように気付きを得られた事は、「自分に出来るほんの僅が少し広がった」大切な時間だったのだなと振り返りました。

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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

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