「生き辛さを支える」ソーシャルワーカーの相談室

自分の気付きと振り返り(38)

 
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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

日頃の仕事での気付きや、本やメディアなどの言葉で自分に引っかかった事を自分の言葉を追加して、備忘録的に書き留めます。

今回の言葉は「想像力でクライアントをみる」というものです。

対人援助職として日々色々な方と出会います。そのクライアントとの出会いの中では、時間の許す範囲でなるべくクライアント自身に語ってもらえるように気を付けています。まずは自身が語る言葉をしっかり耳を傾ける事が基本です。その対応は必ずしもクライアント自身が満足する時間ではないかもしれませんが、クライアントのやり取りが一方通行にならないように、説明だけにならないように注意を払っています。

ソーシャルワーカーは、クライアントと毎日顔を合わせて対応する事はほぼありませんので、お会いできる機会も貴重だと捉えます。そして、当たり前でもありますが、クライアント自身が語る言葉は、決して言葉だけの意味ではないという事にも注意が必要です。だからこそ、クライアントにお会いできる時は、クライアントを理解しようとする様々なアンテナの感度を高くしていくように心がけています。

例えば、クライアントの「目線」「態度」「服装」「恰好」「姿勢」「表情」「声のトーン」「言葉使い」「言葉の間」など、クライアント自身が語る言葉の中身以外でも、これらの情報からクライアントをアセスメントしていきます。そして、病状・体調の変化、家族の状況や経済状況、価値観など照らし合わせて、クライアントが形作られた背景を知る手がかりを掴もうと努力します。

人は、他者に自分の事を100%開示する事はありません。そして、Aという事実があったとしても、クライアントにとってはBという捉え方をしていることが往々にしてあります。(捉え方の違いや癖)更に、Cさんに話した事と、Dさんに話した事は、同じ出来事でも違う(関係性による表現の変化)という事も多くありますし、それが当たり前です。

だからこそ対人援助職は、人を理解する上で・クライアントを知る上で、「想像力でみる」という事を意識しなければいけないなと日々感じています。その具体的な第一歩目が、「クライアントの語る言葉の裏側」も理解しようとする姿勢なのだと私は思います。

「みる」という言葉には、様々な意味があります。(見る・視る・観る・診る)今回の振り返りをきっかけに、改めて「想像力でクライアントをみる」を意識したいと思いました。

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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

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