「生き辛さを支える」ソーシャルワーカーの相談室

本の感想(10)

 
この記事を書いている人 - WRITER -
現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

今回は、SB新書より出版された、岡田斗司夫さんが書いた『誰も知らないジブリアニメの世界』の感想や、心にとまった中身について残して行きたいて思います。

この本は、宮崎駿監督が手掛けた映画において、何を語ってきたのか、描いてきたのか、という趣旨で岡田さんが解説と解釈をしている本です。この本は、宮崎駿監督のジブリ作品が好きな私にとって、何が魅力的なのか、凄いのかがとても言語化されているものになっていました。岡田さんが日頃話されている、より作品を「面白がる」というきっかけになれる本です。

〈心にとまった言葉や内容〉
·作品を作りたいきっかけや衝動には、単純な感情や時代背景がある。
·となりのトトロからみる、宮崎駿の手塚治虫の影響。
魔女の宅急便からみる、才能についての価値観。
·千と千尋の神隠しからみる、銀河鉄道の夜と「生きる」を語る。
·崖の上のポニョからみる、宮崎駿の女性観、男性観。
·風立ちぬからみる、宮崎駿の父親との向き合い方、乗り越え方。
·作家の3分類。自分語りをやたらするのはアマチュア。なるべくしないのがプロ、自分語りを推し勧めた結果アマチュアでありながら、客が熱狂するのがアーティスト。

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現在は医療機関で医療ソーシャルワーカーとして10年以上働いていおります。相談援助職の国家資格である「社会福祉士」の資格を持ち、介護保険制度のプロである「介護支援専門員」の資格も生かし、医療と福祉の両面で、生活すること、生きること、暮らすことのお手伝いを行っています。 中々人に言い辛い「お金にまつわること」を始めとすることや「社会保障制度」の活用の仕方や、「介護サービスのこと」「病院の選び方」に関わるアドバイスが可能です。 また「医師・看護師とのコミュニケーションの取り方」で中々自分の言いたいことが伝わらない一方通行な言われ方・やり取りをした経験はありませんか?医療職種の考え方・言葉の中に何が含まれているのか、紐解くお手伝いも得意です。 様々な公的制度や対人コミュニケーションを円滑にするポイントを探し、暮らしのお手伝いになれる「相談員」としてご活用ください。 また、気軽に趣味の投稿も備忘録として増やしていきます。

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