本の感想(1)
~『脳科学者の母が認知症になる』を読んで~

・感情は知性であり(EQ)、感情は対処能力である。
・一つの出来事に、どのくらい多くの感情を感じる事ができるか。これがこの世を生き抜く知性の1つ。
・認知症により記憶や認知機能の変化は、その人らしさを、失わせてしまう側面はある。ただ、その人らしさを形作るのは、決して認知機能の作る「その人らしさ」だけではなく、感情の作る「その人らしさ」もある。
上記内容から、今の私の感想は以下の通り。
【感想】
・認知症の対象者のことを、「できない人」で終わらせないようにするキーワードの一つが、感情。その感情の機微と変化から、この人が何を大事に生きていたか、どのような人なのかを紐解く。
・感情は、人を知るための根拠であり、感情から私達は対象者を、知り直していける。
・脳科学的にいえば、感情を豊かに出来る暮らし方は、認知症になっても最後まで大脳皮質を刺激し続ける。
・認知機能が衰えたからこそ、毎日新しい感情を感じていける。「その人らしさ」が感情として蓄積され、今もこれからも反応し続けてくれる。
・脳の不思議と可能性は、感情がキーワードの部分があることに、望みもあるのではないか。